チーム・ヨカロウモンの冒険　～チャンピオンズリーグ2017宮城

なんとなく落ち着いたので、今回の宮城大会の記録を記してみようと思います。


遡ること約1ヶ月前、大阪大会ではなんとか息子（キングドラ君）が2P獲得し、次は宮城だ！ってな具合にテンション上げていたところ3on3形式という発表。
正直、オープンかつ3on3で、はたしてジュニアがポイント獲得できるのか、そのためにわざわざ福岡から宮城まで行くのか、すんごい悩みました。悩んで悩んで、全く仕事が手につきませんでした（←それは、いつものおさぼりですね！）

そんな中、福岡のプレイヤーM君が「ラスカルさんと組んで行きたいです」とラブコールを送ってくれました。一方、ウチの子は、ジュニアの部がないことで落胆して行く気が失せていましたが、「宮城に行くとしたらM君とチーム組むのかな…」と、こちらが話を切り出す前にそんなことを言ってきました。

なんたる奇遇!!!

息子にM君から誘われた話をすると、「じゃあ、行く！」と言ったので、そこで僕も宮城参加を決断しました。
（ちょうど春休みで、妻の実家（東京）に里帰りしている最中だし、1学期の塾の開始も4月中旬なので、宮城大会は状況的にも行きやすい、というのもありました）

チーム名は「ヨカロウモン」。博多弁で「いいじゃん！」って意味です。
これはM君と話し合って、福岡のチームだと分かるような名前がいいよね、って話したことに由来します。
ここから弱小チームの冒険が始まりました。


新弾が発売されてすぐホウエンリーグがあり、エーフィーダストが優勝しました。その翌日、まずはエーフィーダストのレシピを研究し、これに対策できるデッキも考え練習を重ねました。
チーム練習はホウエンリーグの翌日（すなわち3/20）と翌週日曜日3/26しかありませんでしたが、毎晩夜な夜な議論した結果をデッキにしてジムバトルに出て検証しました。


そうして迎えた大会前日。
僕は東京経由で。息子を東京駅でピックしてから新幹線で仙台へ。
M君は、福岡から仙台への直行便が飛ばなくなるアクシデントに見舞われながら、なんとか23:30にホテルに着き、そこから最終調整。
最終的に使用デッキが固まったのは、AM2時でした。


そして、いよいよ本番・初日。
正直、自分はめちゃくちゃ緊張してました。でも、M君や息子の前でそんなそぶりを見せようものなら、チームが落ち着きません。2人に声をかけ、リラックスさせるよう振る舞いました。

初日の結果は、速報版でお伝えしたとおり、Aブロック3位でした。
個人・チームの結果は以下のような感じです。
（エリート：M君、ベテラン：私、ホープ：キングドラ君）

エリート：　×○○○○○ID
ベテラン：　○○○○××ID
ホープ　：　××○×○○ID
-----------------------------------
チーム　：　×○○○○○ID


M君が2戦目以降、本当にがんばってたのが良くわかります。
本当にありがとう。予選突破できたのはM君のおかげです。

各対戦を振り返ると、1戦目はM君が苦手デッキに当たった一方、僕と息子は比較的得意にしていた相手でした。が、息子は緊張からか僕のアドバイス（「こわねえに気を付けろ！」）を完全に忘れてしまって、そこから相手にテンポを取られて負けました。
2戦目・3戦目・4戦目と進む中で、卓順も徐々に上がりましたが、息子がなかなか勝てなかったので、どんどん落ち込んでました。でも、「お前は絶対に最後の最後に役に立てる時が来る！」と言い続け、なんとか気持ちを切らさずにいてくれました。

そして迎えた第5戦。かわいらしい女の子3人組との対戦でした。7番卓でした。
ここで、M君だけでなく、息子も先勝してくれて、早々にチームの勝ちが決まりました。
息子にようやく笑顔と自信が戻りました。
で、僕は、、、　「こわねえに気を付けろ！」って散々言っておきながら、あと1手で勝ちの場面で、相手のかわいいおねえさんにこわねえ打ち込まれてハンドレス。そこから捲くられて負け。
こわいわ～、、、

ただ、負けたことでようやく緊張がほぐれ、迎えた大一番。2番卓でした。
場違いにもほどがある(^^;)
いかにも強豪なお相手に、まずはM君が相手の事故に乗じて勝ち。
そして、息子も散々練習してきたデッキに対し、定石通り展開して勝ち！
ここでチームの勝ちが決まったと同時に、これまで中々勝てずにしょげていた息子が試合を決めてくれたことで、僕の涙腺は一気に崩壊しました（泣）
そして、その勢いで僕は負けるという、、、　お相手が強かったッス、、、

喜びにわく中、最終戦の卓はなんと1番卓。
うそでしょ!?　エイプリルフールで、なんかドッキリが仕掛けてあるのでは!?
とか思ってたら、お相手からIDを申し入れられ、気が付いたら3位通過してました(^^;)



とりあえずその晩は祝勝会、そして翌日もがんばろう！ってな具合で就寝。
翌日、遅めに会場入りして、まずはウェルカムバトルで軽くウォーミングアップ。
そして、いよいよ午後から決勝トーナメント！


でしたが、、、　1回戦で敗退。。。


お相手は優勝チームでした。
ここまで運が良かっただけに、運も尽きた感じでした。
そんな中、息子だけは一矢報いたことは、息子にとっては大きな自信になったと思います。
対戦前、予選第5戦で当たった女の子チームが手を振って応援してくださったり（僕も息子もメロメロになりました）、終わってからも現場で応援してくれた福岡勢の皆さんからも褒めていただいたり、遠く福岡の皆さんからLINEで応援メッセージを送っていただいたり、本当に皆さんに支えられたチームだったんだなと感謝すると同時に、ご期待に応えられなかったのが本当に申し訳なく。。。
また、折角ポイントゲットできるチャンスを活かせず。。。

息子にポイントを取らせてあげたかった。。。
ゴメン。不甲斐ないお父さんで。。。



とはいえ、そもそもこの弱小チームが、良い意味で期待を裏切り予選を突破できたこと、その中で息子が良い経験をつめたことは貴重な財産です。
そして、M君と我が家3人でチームで勝つ喜びも悔しさも分かち合う経験ができたこと、M君がウチの子でもいいからと言ってチームを組んでくれたことに感謝しています。



次は愛知。
次は僕も参加できるので、息子ともども精進して臨みたいと思います。
皆様の引き続きのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m